One full width row

開基900周年記念イベント

開基900周年記念イベント

【日時】2026年4月5日(日)、6日(月) 各日10時~16時

【内容】
4月5日(日)
・成慶院カフェにて抹茶接待(5日、6日の両日開催)
・料理研究家 大原千鶴さんによる講演
・和太鼓演奏
・能楽師観世流シテ方 片山伸吾さんによる公演

4月6日(月) 
・御詠歌奉納コンサート
・歴史学者による記念講演
・当院所蔵の宝物解説
・チェロコンサート

※予定は変更になる場合がございます。

大原千鶴さん


京都・花背の料理旅館「美山荘」の次女として生まれる。幼少から里山の自然に親しみながら和食の心得や美意識を育む。二男一女の母として培った、家庭的かつ美しい料理に定評がある。雑誌やテレビ出演、料理教室、エッセイ執筆、CMやドラマの料理監修などで活躍。
第3回京都和食文化賞受賞「大原千鶴の日々つまみ」(プレジデント社)他多数

片山 伸吾さん


昭和43年生。観世流能楽師準職分。幼少より、父・慶次郎及び人間国宝片山幽雪に稽古を受ける。三歳の時、仕舞「鶴亀」にて初舞台(1971)。能「岩船」にて初シテを勤める(1976)。以来「石橋」「道成寺」「三輪・白式神神楽」「安宅」「翁」「砧」等を披く。能を始めとした古典芸能全般の勉強会 『花習塾』を主宰し、「能」のみならず、伝統芸能や生活文化の根底にある日本文化の魅力を探り紹介するという試みに挑んでいる。海外においてもニューヨーク、ボストン等でのアメリカ公演の団長として舞台を披露、ワークショップも含め、内外問わず能の普及に努めている。
京都府文化賞奨励賞(2007)受賞、京都市芸術新人賞(2010)受賞

企画展示開催内容

【日時】2026年4月5日(日)、6日(月) 
【会場】成慶院お二階特別展示室及び庭園 一部本坊

住職ごあいさつ

皆さん、遠いところからよくお参りいただきましてありがとうございます。私は、この櫻池院の四十九代目の住職をさせていただいております、あらた野光榮と申します。また、高野山の中で一番若い最年少の住職をしております。
この櫻池院というお寺は、約九百年前に覚法親王様という皇族の天皇家の中から出家をされた方が建てられましたお寺でございます。主に関東の方であったり、全国からたくさんの方々がお参りしていただいております。


2027年に、このお寺は900周年をお迎えいたします。それに際して、今までこの長い道のりをたくさんの方からのご支援、ご助力をいただきながら、この道を歩んでまいりました。私の前には四十八人の住職様方がこのお寺にはおられ、そして常に支えてくれる方々がおられたおかげで、この道を歩んでこられたわけでございます。本当にありがとうございます。まだ若い私ですけれども、来られる信者様お一人お一人のお声が、いつも私の励みとなっております。この900周年を迎えるにあたって、いま一度、私たちは、このお寺の素晴らしさもですし、何よりも周りの方々にもっともっとお寺を身近に感じていただきたいということを考えました。

特に最近では、若い方々の宗教離れというものが進んでいるとお聞きいたします。高野山のお寺というと、少し敷居が高いように感じる方も多いかもしれませんけれども、私は一番若い住職ですので、そのあたりも若い方々もですし、海外の方々、いろいろな方々に向けて、この仏教、そして密教の素晴らしさを、またこの機会に感じていただければと考えております。この九百周年の事業を迎えるにあたって、もちろん若い方々、そして今まで支えてくれた信者様方皆さん、たくさんの方々に、この密教という教え、そして真言宗というもの、これらをより身近に感じていただいて、改めて 仏さまに手を合わせる、こういった素晴らしさ、ありがたさをまた感じていただきたいと思っております。とは言っても、私はまだ 2年前に住職になったところで、年齢もですし、経歴ももちろんまだまだ浅いわけでございます。なので、私もこの機会に改めて皆さんと共に、いろいろなこの仏さまの素晴らしさ、そしてこの900年の歩み、また皆さんとのこれからの歩み、こういったことをいま一度、この機会に深く考えたいと思います。

900年を迎えるにあたりまして、このお寺はもちろん、今までこのお寺に従事されてきたたくさんのお坊さんたちにもそうですし、一番は皆様のように支えてくれる方たちがいたからこそ、この長い時間をこの場所で勤めさせていただきました。改めて感謝を申し上げるとともに、またこれから先の歩みを皆さんと共にしていきたいとも考えております。とはいえ、この歴史深い櫻池院というお寺を、私一人の力で紡ぎ、そして繋いでいくことは大変難しいことでございますので、また改めて皆様からのご支援、そしてご協力、そしてこの記念事業へのご参加をぜひお待ちしております。

櫻池院 住職 畬野 光榮