桜池院など7庭園 国の登録記念物に (毎日新聞ほか)

009年11月、高野山の西禅院、正智院、光臺院、桜池院、本覚院の5寺院の7庭園が、登録記念物となることが、国の文化審議会で決まりました。

 

2009.11.29 毎日新聞[和歌山]

桜池院など7庭園 国の登録記念物に

高野町高野山の西禅院(さいぜん)、正智院(しょうち)、光臺院(こうだい)、桜池院、本覚院(ほんがく)の5寺院の7庭園が、登録記念物となることが、国の文化審議会で決まった。登録記念物は県内初めて。


このほか、製革業で財をなした新田長治郎(1857~1936)の別荘として知られる海南市船尾の琴ノ浦温山荘庭園を名勝に指定することが決まった。岩出市根来の根来寺境内の一部を史跡に追加指定することも決定した。


県教委によると、7庭園は昭和を代表する作庭家・日本庭園研究家の重森三玲(1896~1975)が設計した。

桜池院庭園は52年頃に作られ、京都の竜安寺の石庭と同じ15石を使って鶴島、亀島などの石を組み、全体に白砂を敷いた枯れ山水の平庭。本覚院庭園は53年に作られ、回廊を巡り観賞すると目の錯覚で石組みが動くように見える特徴があるという。
【山下貴史】

 

朝日新聞[和歌山]

県内、20年ぶり指定

登録記念物も

 

登録記念物に答申されたのは、高野山にある西禅院、正智院、光台院、桜池院、本覚院の庭園。このうち西禅院は三つ。町内には重森が設計した庭園が全部で13あるが、そのうち、造られてから50年以上経過し、かつ造られた当時から改変が加えられていないとされる庭が選ばれた。

登録記念物は、近代以降の建築物や庭園など評価がまだ定まっていない文化財を保護するために05年に設けられた制度で、県内での登録は初めて。

重森三玲は昭和を代表する作庭家として知られる。重森三玲庭園美術館(京都市左京区)の重森三明館長(44)は「高野山の一連の庭園は、三玲が戦時中に中断していた作庭を再開した当時の非常に意義深い庭園」と話した。

約76万7千平方メートルが国指定史跡になっている根来寺では、開祖の覚鑁(かくばん)(1095~1143)が火葬されたとされる旧御廟(ごびょう)所跡などを含む約17万2千平方メートルを史跡の範囲に追加する。
いずれも、正式な登録・指定は来年2月頃の予定。

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